仕合わせ暮らし@タイランド

~タイの生活、日々の想いを綴ろう!~

タイ語学校を選ぶときのポイント

バンコクに来てすぐに始めたこと。
それはタイ語学校探し


タイ語を学ぼうと思った理由は、前回の記事に書いたとおり。

amo-tomate.hatenablog.com

嬉しいことに、バンコクには数えきれないほどタイ語学校がたくさんある。それぐらい需要があって、外国人が多く住んでいるということだろう。


タイ語学校を探すにあたって、以下の方法で情報を収集した。


それと同時に、どういう観点で選べばいいのか、そして自分がどういう「学び方」を希望しているのかを考えた。

 


時間:授業は週何日?1日何時間?時間帯(午前・午後など)は?

希望は週3~4回、一日1時間半~2時間。
朝はバタバタしていそうだし、通勤ラッシュもありそうだから、午後の授業が時間に余裕をもって動けそうだと思った。


予算:学費(月謝)はいくら?

夫の会社から支給される、語学レッスン費の範囲内が希望。
どうしてもこの学校に通いたいという学校が見つかれば、多少加算してもいいかなと思っていた。


授業形態:個人レッスンかグループレッスンか?

個人とグループだと、もちろんグループレッスンのほうが安いわけで…。
グループレッスンの教え方についても興味があったし、先生だけじゃなくクラスメイトとも知り合えることもメリットかなと思っていた。ただ、7名以上のグループレッスンだと、会話練習の時間が少なくなる可能性があるし、きっと先生の目も行き届かないだろうとも思っていて、クラスの規模は学校見学の際に要確認の事項にしていた。
とりあずまずはグループレッスンを受けてみて、難しいようだったら個人レッスンでもいいかもしれないなどと考えていた。


場所:学校はどこにある?

特にこだわりはなく、BTSの乗り換えなしで行ける範囲ならどこでもいいと思っていた。BTSの駅からどのくらい歩くかは、歩いてみないとなんとも分からないな~という感じで…。


教授法:直接法(タイ語だけ)か?媒介語を使っての授業か?

私は、タイ語だけを使って教えてもらう直接法で学びたい!と決めていた。
周りには珍しいね~と言われたけれども、これは絶対譲れない条件だった。


これまで私は日本語を教える際に、基本的には直接法で授業を進めてきた。日本語教育を専攻した私にとっては、それが当然の教え方だと思ってきたし、今もそう思っている。だから私自身がタイ語を学ぶ際も、その方法で学ぶことが当然であり、必然なんじゃないかと。


しかし、言語教育に関りがない人からすると、直接法で教えることは当然ではないようで…。
これまで日本語を教えていると誰かに話すと、きまって「英語話せるんだね~!」なんてコメントが返ってくることが多々あった。日本語だけで教えているんだと言うと、「日本語だけで教えられるの?」とびっくりされることも。


教え方さえ知っていれば、日本語だけでの授業はもちろん可能である。むしろ私は、そのほうが言語習得の近道だと考えている。特に初級の学習者は。


人間はどうしても楽なほうを選んでしまう生き物なので、例えば日本語だったり英語だったりと、自分が話せる言語を理解できる相手だと、やっぱり話しやすい言語に頼ってしまう傾向にある。


話をタイ語学校に戻すと、日本語や英語を話せる先生のほうが話が通じて安心だし、わからないことは聞けるしで、メリットが多そうに感じられるけれども、耳から入るタイ語の量を考えると、タイ語オンリーのほうが多いに決まっている。
初級のうちに、言葉(タイ語)のシャワーを浴びておくことは大事かなと。


全然話せない状態の初級段階だと、話も通じないから不安になるかもしれないけれど、はっきり言って初級で学ぶ語彙や文法なんて、話せなくてもジェスチャーで伝わるものばかり。(教えていた立場から言ってはいけないのかもしれないけど…。)
出川イングリッシュと一緒。
少しのコミュニケーション能力さえあれば、カタコトでも通じるし理解できるのだ。


もし、タイ語だけで学ぶ学校に行ってみたいけど難しいんじゃないかと思っている方がいたら、ぜひ恐れずチャレンジしてほしい。


達成目標:自分はどのレベルまでタイ語をマスターしたい?

必要最低限の会話ができたらいいのか、読み書きもばっちりできるようになるまでタイ語力を高めたいのかによっても選ぶ学校が違ってくる。
学校によっては、中上級レベルの授業を用意していないところもある。(まあ、その場合はあとから他の学校に通うってこともありだと思う。)

私は、最低でも日常会話はできるようになることと、読み書きもできるようになることを目標にしていた。街中の文字が読めないことに、とてもフラストレーションを感じていたので、一刻も早く字が読めるようになりたかった。


目的:なぜ学校に通うのか?

もちろんタイ語習得が目的なのは前提として、まずは学校で友達や知り合いをつくりたいという希望があるのなら、規模の大きい学校やグループレッスンを選択したほうがよいだろう。
日本人の友達が欲しいなら、日本人を対象にした学校に行ったほうがよいし、こだわりがないのなら色々な国からきた学習者がいる学校に行ってもいいと思う。


私は特にこだわりがなかったので、まずはタイ語習得に重きをおいて学校を探そうと決めていた。


学校&教師の雰囲気はどんなかんじ?

学校選びも最後はやっぱり相性かなと。
どんなに評判がいい学校でも、自分が好きな雰囲気じゃない学校もあるだろうし、先生も自分にとって合う合わないはもちろんある。
こればっかりは、学校を見てみないとわからないし、先生と合うかは授業を受けてみないとわからない。


というわけで、タイ語学校のピックアップからの見学へとつづく。。。