バンコクの交通機関(BTS/MRT/バス/ボート)~COVID-19非常事態宣言時~
非常事態宣言が発令されて、いつも人でごった返しているバンコクの街が嘘のように静かになった光景に驚かされてから早1ケ月、少しずつ街に活気が見られるようになってきた今日この頃。
街に人が出歩いていないんだということを一番肌で感じたのは、BTSやMRT、バスといった公共交通機関を利用したときだった。
まず、格段に利用者が少ない。時間帯にもよるのかもしれないけど、Asoke(アソーク)やSiam(サイアム)といった中心地の駅が、まるで終点の駅のような人の少なさ。
そしてソーシャルディスタンスをとろうということで、座席は隣り合って座らないようにと、一席空けて「×」印がポイントされている。先日MRTに久しぶりに乗ったらあまりの乗客の少なさにビックリ↓
バスにいたっては、2人掛け席の片方がロープで括りつけられてあって座れないようになっていて何とも原始的。いつもエアコンなしのおんぼろバスしか乗る機会がないのだけど、エアコン付きのバスもロープで括ってあるんだろうか。
これから先こんなバスの光景を見ることも一生ないかもしれないと思い、思わずバスに乗っている時にパシャリと一枚写真を撮ってしまった。
またいつかこの光景を見ることになる=何かしらの異常事態がまた起こってしまっているということなので、今がこの光景を見る最後の機会になってくれることを願うばかりである。
と言いつつも、ただの利用者の立場からだと、いつもこのくらい快適だったらいいのにな~なんて思ってしまうこともなきにしもあらずで。(でもエアコンなしの路線バスは暑くて普段から「快適」とは言えないのだけどね・・・笑)
BTSは、なんとCOVID-19対策を伝えるためのダンスを制作したらしい。BTSの制服を着たお姉さんお兄さんが歌にのせて踊っていたり、手洗いしていたりの映像。
บีทีเอสเปิดตัวเพลง "COVID-19" เต้นสู้ไวรัส
BNK48のフォーチューンクッキーが大流行してから、これ系の映像が増えている気がする。軽快なリズムに乗せて素人っぽく踊る姿は、ちょっとシュールだけど微笑ましい。
みんなでダンシングのノリで、撮影楽しかったんだろうな~という雰囲気が伝わってきた映像だった。
そしてBTS、MRT、路線バス以外の公共交通機関はどうなっているのかな。
全然乗らなくなったから存在を忘れるARL(エアーポートレイルリンク)もBTSやMRTと同じように一席空けになっているのかな。
あとはソンテウ。私が見かけた小型のタイプは通常営業だった。ソーシャルディスタンスとってたら一台に乗れる人数かなり限られてくるしね。大型ソンテウはどうなってるのか、今度チェックしてみよっと。