Zoomで初オンラインレッスン&おしゃべり
先日、オンラインミーティングサービス"Zoom"を初めて利用してみた。
COVID-19の影響で外出禁止や自粛となってからよく耳にするようになった”Zoom”。まさか自分が利用するとは思ってもみなかった。
というのも、もともと電話嫌いな私、友達との会話は昔から直接会って話すか、メールやメッセージアプリを使ってすることがほとんどだった。唯一長電話をするのは母親とぐらいなもので、基本話は直接会ってがいいと思っている。
家族とは、SkypeやFaceTimeを使って音声プラス映像で会話したりもするが、それが好きかと言われれば、「う~ん・・・」となってしまう。それなので、家族でも友達でもない講師とオンラインレッスンなんてもってのほか!と思っていた。
しかし、通っていた語学学校がCOVID-19対策の一環で閉鎖されてしまっている現在、受講できるオンラインレッスンのみ。選択肢がない。。。受講しないという選択ももちろんあるが、いくらオンラインレッスンとは言え、やらないよりはやるほうがいいに決まっている。ということで、半信半疑でレッスンを受講してみることにした。
結果から言うと、まあ「なし」ではない。「あり」かなと。
でも、いろいろな希望の条件が合えばの話だが。
以下、体験してみて、よかった(メリット)と思える点↓
- 家にいたまま簡単に受講できる。(部屋着&すっぴんでも問題ない)
- 交通費&時間がかからない。
- 思っていたより講師の声がクリアに聞こえる。(一番心配していたことだったが、思いのほか聞き取りにくい現象は起きなかった。これは使用する機器のスペックや通信環境にもよるとは思うが。)
- テキストの共有がしやすい。(画面にテキストを提示できるうえに、そこに直接講師がメモなりタイピングができるので、今どのトピックや問題について学んでいるのか共有しやすい。
- 上記のメモなどをデータで保存できる。(あとで見返したり、自分のノートにメモしたりフィードバックしやすい。)
逆に、体験してみて、よくなかった(デメリット)と思える点↓
- ほんの少しのフリーズ時間&タイムラグが気になる。(通信の問題なのだと思うが、直接会話するときにはない0.5秒ぐらいの間がある。)
- 会話に入りこむタイミングが難しい。(上記のフリーズ時間やタイムラグによって、相手の会話が切れるタイミングでうまく自分が話しだすことができない。)
- 内容が頭に入りにくい&記憶に残りにくい。(これは私の感覚でしかないのだが、五感すべてを使って学ぶ環境の対面レッスンよりも、学習内容の定着が低い気がする。)
- 対面レッスンよりも集中力が続かない。(相手は私の顔以外見えていないわけで、はっきり言うと、ちょっとサボっていてもバレない。ゆえに、これは性格上の問題かもしれないが(苦笑)、誘惑が多い家では他の考え事をしたりしてレッスンからほんの数十秒離脱して集中力を切らしてしまう。)
今回私は、通学レッスンの延長というかたちで始めたオンラインレッスンだったので、講師は顔なじみで癖や話し方にも慣れていることが前提としてあった。これがもし、完全にはじめましての講師だったら、オンラインレッスンに対してまた違った印象や評価があるのかもしれない。
総合すると、もちろん私はオンラインレッスンよりも対面レッスンのほうが数倍「学習しやすい」と考える。しかし、時間や環境などに制限があり、通学が難しいという人にとってはオンラインレッスンはとても有益な「学びの場」だと思う。
通学不可という今の状況はまた別の話だが、もし通学可能な状況にある場合に、私がオンラインレッスンを受講する条件は、やはり「レッスン料」が通学よりも格段に安かったらということが第一条件となると思う。あくまでもメインの学習ではなく、会話パートナーといった補助的学習の手段として使うのが私にとっては理想かなと。
そしてzoomの初おしゃべり!
やる前はかなり心配していたのだけど、それが杞憂だったことがわかり、一安心。思った以上に楽しくおしゃべりできた。同じ通信といえど、顔が見えるのと見えない電話とではこんなにも違うとは!と実感。
何より誘ってくれて楽しい雰囲気を作ってくれた友達に感謝だな。
初オンラインレッスンにおしゃべり、何事も体験してみないことにはわからないものだなと改めて感じた。未経験のことをやってみるのは、少しだけ勇気がいるし、不安もつきものだけど、やっぱりやらないよりはやるほうがいいなと。たとえそれが失敗だったとしても・・・「やらなきゃよかった」なんて気持ちは、やらないと得られないものだしね。
人生、意味のないことなんてない。
無意味に思えることも、失敗も、いつかどこかで自分の糧となり学びとなる。
その学びをやめない限り、きっと私たちは成長できる!と思いたい。。。