タイのスーパーマーケット情報③ Tops(トップス)&Central Food Hall(セントラルフードホール)
Big CやTesco Lotusのような庶民派とも、高級スーパーとも言えない、ちょうど中間?のようなスーパー、Tops(トップス)と、Topsを高級志向にしたスーパー、Central Food Hall(セントラルフードホール)。
Tops、Central Food Hallどちらも、タイ全土で展開するセントラルデパートで有名な、セントラル・グループ系列のスーパーマーケット。
高級スーパーのCentral Food Hall、中規模スーパーのTops Market、コンビニサイズのTops dailyを展開。
ちなみにCentral Food Hallは高級スーパーと書いたが、置いてある商品やセール品の価格もTopsと同じ。ただTopsと比べものにならないぐらい品揃えが豊富なので、Central Food Hallは個人的にはとてもおすすめのスーパーである。
スーパーマーケット”Tops”と"Central Food Hall"の特徴
※あくまでも個人的な主観での特徴
価格帯:○
:ビッグシーやテスコロータスよりは若干高い印象だが、価格は普通だが、Central Food Hallにしか置いていない商品の価格が少し高い。
青果:Tops○/Central Food Hall◎
:Topsは、店舗によっては商品の回転が悪いのか、古くなった野菜を売っていたりすることもあるので、購入の際に要確認。
:Central Food Hallの野菜と果物の種類は大変豊富で、いろいろな会社の野菜を仕入れている。青果コーナーの半分はオーガニック商品ではないかというぐらい、オーガニック商品の割合が高い。品質チェックも定期的にされているようで、鮮度も○。
精肉・鮮魚:Tops○/Central Food Hall◎
:Topsの大きめの店舗では、豚肉と鶏肉の種類が豊富だが、小さめの店舗ではあまり種類が揃っていないことも。鮮魚はあまりおすすめできない。
:Central Food Hallは、豚肉・鶏肉・牛肉も種類豊富に取り扱っている。パック詰めよりも、その場で量ってもらって購入することをおすすめする。鮮魚は、鮮度はまちまちだが、サーモンなどはいろいろな種類が購入できるので便利。値段は高いが、刺身なども購入可。
日配(デイリー):Tops○/Central Food Hall◎
:Topsは、可もなく不可もなくといった印象。タイ料理以外のものも種類は少ないが購入することができる。
:Central Food Hallは、チーズやハムなど洋食に使う食材の種類が豊富。
グロサリー:Tops◎/Central Food Hall◎
:タイで製造されているものをはじめ、輸入品もたくさん置いているのでバラエティ豊富。セントラル・グループのオリジナルブランド”My choice"が購入でき、価格も安いことが多い。
日用品:Tops○/Central Food Hall○
:必要なものは揃っているが、ほかのスーパーの日用品売り場と比べて、置いてある種類が少ない印象。メジャーな商品をピックアップして揃えているように感じる。
日本の食材:Tops○/Central Food Hall○
:醤油やみりんなどの調味料、うどんやそうめんなどの麺類などを置いている日本食材コーナーがある。どのスーパーでも言えることだが、タイで製造されている日本食材は安く、輸入品は高い。(でもたまに輸入品がセールになっていることもあるので、要チェック。)
”Tops”と"Central Food Hall"での個人的なおすすめ
- オリジナルブランド"My Choice"が安くておすすめ。青果や米、調味料など幅広い商品を製造していて、比較的安く購入できる。オーガニック商品も豊富。
- 日本製のエリエールのティッシュペーパーとトイレットペーパーが購入可能。もちろん日本で購入するより高いのだが、セール時には、タイ製の同品質の商品よりは計算してみると安くてお得ということがわかり、それ以来、セールの時には必ず購入している気がする。
- マツモトキヨシの商品が購入可。タイのマツモトキヨシはセントラル・グループ系列なので、全商品ではないが、マツキヨの商品がスーパーでついでに買えるのがGood。価格もマツキヨの店舗と同価格。
- 店で1,500baht以上購入すると、商品(冷凍食品以外)を即日、無料配達してくれるサービスあり。(TopsとCentral Food Hall、両方で実施。)オンラインでももちろん購入可能なのだが、「商品は品質や賞味期限を自分の目で確認して購入したい」という人におすすめ。このサービスを利用すれば、まとめ買いしても、重い荷物は持たずに手ぶらで帰ることができる。会計の際に、レジで配達をしたい旨を伝えると申込用紙をもってきてくれるので、それに住所、氏名、電話番号を記入すれば完了。配達は1日3シフト制で、11時までの申込で12~14:30までに配達、14:30までの申込で15:30~18:30までに配達、18:30までの申込で19:30~21:00までに配達。詳しくはこちらを参照。
主な店舗の所在地
セントラルデパートまたはロビンソンデパート内には、必ずTopsかCentral Food Hallがある。
★Topsの店舗一覧はこちらのサイトを参照。
おすすめはCentral Food Hallのほうなので、そちらの所在地をいくつか紹介。
・Central Chidlom(セントラル・チットロム):デパートCentral Chidlom内の1階(地上階)にある。BTSのChit Lom駅からデパートに直結。
・Central world(セントラル・ワールド):デパートのCentral World内の7階にある。去年リニューアルされて新しくなった。BTSのChit Lom駅またはSiam駅から徒歩5~10分。
★上記以外のCentral Food Hallの所在地はこちら
会員カード&ポイント
- The 1 Cardという無料会員カードがある。TopsやCentral Food Hallに限らず、セントラルデパートやスーパースポーツなど、セントラル・グループの店舗で利用できるポイントカード。25baht購入ごとに1pointが貯まる。(一部除外品あり。)
- 貯まったポイントは、セントラル・デパートの店舗で使える金券や割引、ホテルやレジャー施設の割引などに利用可。
- ポイントとは別に、定期的にスーパーとデパートなどで使える割引券が郵送またはアプリにて配布される。また、ポイントを1pointだけ利用して50bahtの割引券がゲットできたりするので、賢く利用したらお得になる。
- セントラル・グループ系列の店舗は、タイのあらゆるところにあるので、タイに住む人なら作っておいて損はない会員カード。(旅行者も作成可能。)
- カードの申込は、セントラル・グループの店舗のサービスカウンターで申込可能。
↓ The 1 Card アプリ ↓
オンラインショップ
オンラインでも注文可能。基本は888baht以上の購入で送料無料。水など重いものを大量購入する際には、追加送料がかかる場合がある。
定期的にプロモーションを実施しているので、注文する際にはプロモーション(クーポンコード)を要チェック。例えば現在(2020.05.19)は、1500baht以上購入で100baht割引、2000baht以上で140baht割引というプロモーションを行っている。
購入は、オンラインサイトまたは下記のアプリから可能。
タイのスーパーマーケット情報② Tesco Lotus(テスコロータス)
Big Cと並ぶ庶民派スーパー、Tesco Lotus(テスコロータス)。
英国の大手小売企業"TESCO"が出資していたが、今年2020年、タイの大手財閥CPグループが完全買収した。CPグループはこれでMakroとTesco Lotus、大手スーパーマーケットを2企業も展開するかたちになった。(ちなみにタイの人々は、昔は「ロータス」という名前だったからか、Tesco Lotusを「テスコ」ではなく「ロータス」と呼ぶことが多いらしい。)
Big C同様、大型スーパーマーケットから、食品と日用雑貨のみを置いているミニスーパーまで、幅広い規模の店舗を運営している。
スーパーマーケット”Tesco Lotus”の特徴
※あくまでも個人的な主観での特徴
価格帯:◎
:グルメマーケットやトップスと比較すると、全体的に安め。感覚としては、ビッグシーと同価格帯の印象。
青果:○
:価格は安い。特に、量り売りするタイプのドサッと山積みにされている野菜や果物(人参・芋・玉葱・キャベツ・空心菜・スイカ・マンゴーなどなど)の価格は安い。オーソドックスな野菜は一通り揃っているが、種類は他のスーパーと比べて少なめな印象。オーガニック野菜も一応置いている。
精肉・鮮魚:○
:精肉の鮮度はまあまあ。鮮魚は新鮮な時もあれば、そうでない時もあり。豚肉と鶏肉に関しては種類が豊富。いろいろな食品会社の豚肉&鶏肉が入荷しており、肉の部位の種類も多い。牛肉は置いているが、種類も少なく味もいまいち。
日配(デイリー):○
:タイ料理に使う商品は種類豊富。他国の料理の商品は少なめ。
グロサリー:○
:お菓子や調味料(タイ料理の)の種類は豊富。タイ料理以外に使う食品や調味料は少なめだが、イギリスのTescoから直輸入されているであろう商品(パスタソースやコーヒーや紅茶など)は置いていて、価格も若干安い。
日用品:◎
:品揃えは十分。定期的にセール商品を回転させて販売しているので、いつも買う商品は、セールの時にまとめて買っておくのと便利。大型店舗は、日用品以外にも衣類や家電、おもちゃなども取り扱っている。
日本の食材:△
:豆腐などデイリー食品は、種類が少なめ。お菓子も日本製のものはあまり置いていない。
”Tesco”でのおすすめ
- 大型店舗では、自分で袋に入れて量り売りをする野菜や果物が多いので、必要な量だけじっくり見て選んで買うことができる。
- 英国のTESCOオリジナル商品が購入できる。タイに住むイギリス人のおすすめは、TESCOオリジナルブランドの紅茶。(ただし、今年になって英国TESCOが経営撤退したので、今後TESCOオリジナルブランドが入荷するかどうかは不明。)
- あまりダサくない着られそうな服も安く売っている。正直、Big Cで売っている服のほとんどはちょっとな~と思ってしまうものが多いのだが、テスコロータスの服は比較的デザイン性が高いものも売っている印象。
- 大型店舗は、食品・日用品・家庭用品・家電など、生活に必要なものが一通り全部揃っているので、いろいろなものをまとめて買いたいという時には便利。
- 定期的に会員に送付される割引バウチャーがお得(詳しくは下記の会員カード&ポイントにて)。
主な店舗の所在地
- Tesco Lotus Extra Rama 4(ラマシー):ラマ4通りに面している大型店舗。通りを挟んで向かいにはビッグシーもある。建物内にはスポーツ用品なら何でもそろうDecathlon(デカトロン)もあり、おすすめ。MRTのQSNCC(クイーン・シリキット・ナショナルコンベンションセンター)駅またはBTSのPhrom Pom(プロンポン)駅から徒歩15~20分。
会員カード&ポイント
- Club Cardという無料会員カードがある。お買い上げ2bahtで1pointが貯まる。(タバコやアルコール飲料など一部除外品あり。)
- 通常ポイントの有効期限はないが、3ヶ月毎に1000point貯まると10bahtの割引バウチャーを自動発行。余ったpointは繰り越される。割引バウチャーは自宅に郵送またはアプリで入手可能。
- 上記割引バウチャーと一緒に、point交換とは関係ない割引バウチャーをもらえる。そのバウチャーは、●●●baht以上購入したら●●baht割引というもので、金額にもよるが7%~10%ほどの割引率なので、大変お得。(確かバウチャーを利用できる最低購入額は400bahtだったかと。)
- 貯まったポイントは、上記の割引バウチャーのほか、飲食店やスマホ料金の割引などでも利用可能。
- カードの申込は、店舗のサービスカウンターまたはオンラインから申込可能。ポイントは、レジで支払の際にカードを提示するか、自分の電話番号を伝えるか、アプリ内の仮想カードを提示するかをして加算される。
会員ポイントの詳細は、テスコロータスのHPを参照。(英語版あり)
https://www.tescolotus.com/en/clubcard
オンラインショップ
オンラインでも注文可能。送料は、配達日や時間によって変わる。
セール品を含め、店舗と同じ価格で購入でき、ポイントも加算される。外出できない時や、お水やジュースなどの重いもの&トイレットペーパーなどかさばるものを買いたいときに便利。